ボールペン字と毛筆の違い

書道は上手でもペン字がイマイチ・・・ボールペン字講座で

現在35になる私がかつて習字を習っていたのは小学校全般から中学に上がり立ての頃まで。ちょうど私の母の最も上の姉が書道の講師をしており、親戚中が土曜日にそのスクールに出掛け習字や書道を習っていた関係で、私も半ば強制的にそこに参加させられていた、というのが正直なところでした。


毎月の書道コンクールに提出するテーマを数週間に渡り練習し、最終週に数枚の清書を仕上げ、添削の後、最も出来の良い書をその運営サイドに送り審査を受ける、というシステムでした。


スクールはその叔母の自宅内の一角にあり、学習中は当然皆真剣に取り組みます。私自身は文房具店で購入した墨汁を利用していましたが、一緒に習っていた母は一から墨を擦って墨汁を作り精神統一を行うという念の入れようでした。


そんな真剣さに釣られて私もそれなりに上手くなろうと取組み、結果として何度かコンクールの上位にランクインする事も出来たのですが、肝心なノートに書くペン字の方はイマイチで、決して自慢出来る様なものではなかったのは面白い傾向でした。


やはり墨と毛筆による書道とペン字は筆圧や手先の動かし方といった細かなコツが微妙に異なる様で、習字の感覚でペンを扱うとどうしてもぎこちなくなってしまい、より下手な字となってしまうのです。


現在はすっかり習字の習慣も無くなってしまい、毛筆を手に取る機会もぐんと減ってしまったのですが、それとは対照的にペン字の方がスムーズに書け見た目も綺麗になったいったのは皮肉なものでした。